栃木県ピアノコンクール(とちけんぴ)くるみの会 公式サイト

審査員

名誉審査員長

リー・カムシン (カナダバンクーバー音楽院主任教授)

リー・カムシン30年以上に渡り、リー・カムシンは北米、ヨーロッパ、アジア及びオーストラリアでピアニストとして、またデュオや室内楽演奏者として高い評価を得てきた。ピアノ芸術の”グランド・マナー”、”鍵盤の詩人”、またバルトークの演奏解釈には”真のハンガリー人のディクションとテンペラメント”との賛辞が贈られた。

リー・カムシンは、ベルリンでゲルハルト・プシェルトに、パリでジュリアス・カッチェン及びマグダ・タリアフェロに学ぶ。ソロ活動、オーケストラ共演のキャリアは、1953年シンガポールを皮切りに、NYカーネギーホールへのデビュー(1963年)、ロンドン・ウィグモアホールへのデビュー(1969年)と続く。チョー=リャン・リンやアルフレード・カンポーリ、リヴカ・ゴラーニ、キム・ボルグといったアーティストたちと共演。リーの演奏は、BBC、CBC、アジア、オーストラリアやヨーロッパのラジオやテレビで放映された。

1971年よりバンクーバー音楽院ピアノ科主任教授を務めるとともに、ブリティッシュ・コロンビアの教授も務めた。1985年より北京音楽院など中国各地、またインド大学、バンフ芸術センター、オーベルリン音楽院、テキサス大学へ招かれた。

教育者として国際的に高く評価されており数々のマスタークラスを行っている。ポーランドのドゥシェニキ音楽祭、フランス・ノーアンのショパン音楽祭、モーニングサイド・ミュージック・ブリッジ、カナダのトロントサマーフェスティバル、オルフォード音楽祭に招かれるなど、オランダ、ポーランド、フランス、ベルギー、イタリア、日本、中国、アメリカやカナダで国際夏期セミナーやフェスティバルなどに招かれている。

国際ピアノコンクールの審査員としても活躍、カナダ人としては初めてショパン国際コンクール(ワルシャワ、1995年)に招かれる他、エリザベート王妃国際コンクール(ブリュッセル)他、ラフマニノフ(モスクワ)、中国国際(北京)、モントリオール(カナダ)、エスター・ホーネンス(カルガリー)、ジーナ・バックアウァー(ソルトレイク)、パデレフスキ(ポーランド)、ダブリン(アイルランド)、カサグランデ(イタリア)など数々の主要コンクールに招かれている。

2010-2011シーズンは、ヒューストンでショパン生誕200年記念レクチャー&マスタークラスに招かれたほか、韓国や日本、中国、またポーランドへツアーをおこなった。

審査員長

松﨑 伶子 (平成音楽大学教授·洗足学国音楽大学名誉教授)

松崎怜子

1954年 第8回学生音楽コンクール第1位 文部大臣賞受賞
1957年 第26回日本音楽コンクール第1位
1961年~64年 西独ザールブリュッケン音楽学校マスタークラスに
おいてアンドール・フォルデシュ教授に師事
1971年 第12回ハンガリー国際音楽コンクール・リスト・
バルトークピアノコンクール第1位
1977年 NHK教育テレビ「ピアノのおけいこ」専任講師として出演
1983年~2012年 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA)理事
1995年~2011年 洗足学園音楽大学ピアノ科教授
2011年~2013年 同大学客員教授
2012年~ 平成音楽大学ピアノ科教授
2012年~2019年一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA)監事
2013年~ 洗足学園音楽大学名誉教授
2019年~一般社団法人全日本ピアノ指導者協会顧問

副審査員長

渡辺 健二  (東京芸術大学教授·元副学長)

渡辺健二1954年生まれ。名古屋市立菊里高校音楽課程卒業後、東京芸術大学、同大学院修了。第43回日本音楽コンクール第1位。78年~83年ハンガリー、リスト音楽院に留学。その間、ミュンヘン国際コンクール、第1回日本国際音楽コンクール、リスト・バルトーク国際コンクールに入賞。現在、東京藝術大学教授として教鞭をとる傍ら、日本を代表するリストのスペシャリストとして、演奏、音楽雑誌への寄稿、講座、コンクール審査等を行っている。2005年よりリストピアノ作品シリーズ(原典版。野本由紀夫氏校訂・渡辺健二運指及び演奏への助言。全音楽譜出版)を刊行中である。ハンガリーの音楽文化の紹介と日本とハンガリーの文化交流に努めた功績により86年リスト記念メダル、2018年にはハンガリー国功労勲章オフィサー十字型勲章を受章。92年「空の日」芸術賞(日本航空協会)。(財)カワイサウンド技術・音楽振興財団理事、日本ピアノ教育連盟副会長・常務理事、日本ソルフェージュ研究協議会会長、日本音楽芸術マネジメント学会副理事長、、2006年リスト・バルトーク国際ピアノコンクール審査員。2019年バルトーク国際音楽コンクー ル審査委員長。2005年~2016年東京芸術大学理事、2005年~2013年副学長を務める。

審査員

阿久津 佐智 (宇都宮短期大学非常勤講師)副理事長

阿久津佐智(写真)小野里栄子、仲山笑子、権藤譲子、三浦みどりの各氏に師事。桐朋女子高校音楽科を経て、桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。また井口基成、エディット・ピヒト・アクセンフェルト、ジョルジュ・シェベック、ヨゼフ・バノヴェッツ、アレキサンダー・イエンナー、ペーター・ラング各氏の薫陶を受ける。これまでに、宇都宮、東京、岩手などでリサイタルを開催。また、室内楽の演奏会にも多数出演している。2000年にはリンショーピン(スウェーデン)国際音楽祭に招聘される。2005年には、宇都宮短期大学特別定期演奏会にて同管弦楽団と共演する。2014年、イギリスでサロンコンサートを行う。さらに、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会より指導者賞受賞、日本クラシック音楽協会より優秀指導者賞受賞。現在、宇都宮短期大学、同附属高等学校及び桐朋学園大学附属子供のための音楽教室講師。

厚地 和之 (宇都宮短期大学非常勤講師)

厚地和之先生お写真

洗足学園大学、同専攻科修了。ピアノを斎藤美代子、原田吉雄、新井 精、井口基成、井口秋子、村上明美、田渕進各先生に師事。リー・カムシン、ペーター・ラング先生の特別レッスン受講。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員、組織委員、栃木県支部支部長、PTNA宇都宮マロニエステーション代表。全国決勝大会審查員。指導者賞24回受賞。現在、宇都宮短期大学ピアノ科非常勤講師。ピアノソロ、アンサンブル演奏の他、合唱指揮など幅広く活動している。

上田 弘子 (音楽評論家)

上田弘子音楽評論家、イラスト・デザイナー。
音楽大学在学中より創作(演奏・執筆・デザイン)活動を始め、現在、音楽雑誌、新聞、季刊誌、リサイタル・プログラムやCD解説等々、独特な視点による文体やインタヴュー・アプローチ、また書籍や教則本においても斬新なアイデアで話題を呼んでいる。中でも世界の名教授たちへのインタヴューやレッスン取材には定評があり、教授らからの希望で取材時間の延長も常。
音楽プロデューサーとして手がけたコンサート(企画やステージング等)はいずれも好評を博し、国内外のコンクール審査員、評議委員、レクチャーやマスタークラス講師なども務める。
ビジュアルの分野(写真、デザイン)での入賞もあり、著書「コンクールおもしろ雑学事典」(ヤマハミュージックメディア刊)では本文に加えてイラストレーターとして表紙や挿絵を描いており、イラストやコンサートチラシのデザインなど、“物書き・絵描き”としてその活動範囲は多岐にわたっている。

宇田川 利江(当振興会理事)

サイズ-フリ-サイズ宇都宮短期大学音楽科卒業、同研究科修了。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
PTNA古河ステーション代表。
NPO法人くるみの会音楽振興会理事。

江崎 昌子 (洗足学園音楽大学准教授)

江崎昌子桐朋学園大学を卒業後、ポーランド・ワルシャワショパンアカデミー研究科修了。第6回ミロシ・マギン国際ピアノコンクール第1位(フランス)、第4回シマノフスキ国際ピアノコンクール第1位、及び最優秀シマノフスキ演奏賞(ポーランド)、第21回サレルノ国際ピアノコンクール第1位及び最優秀ドビュッシー演奏賞(イタリア)、第31回日本ショパン協会賞受賞。2010年、ポーランド政府より、外国人に贈られる文化勲章“グロリア・アルティス”を受勲。
これまでにポーランド各地のオーケストラとの協演や、モスクワ放送響、プラハ放送響、チェコフィル、ウルサン交響楽団(韓国)、東京交響楽団、新日本フィル、日本フィル、大阪フィル、山形交響楽団、名古屋交響楽団などと協演。横浜招待国際ピアノ演奏会、NHK・FMリサイタルなどにも出演。
CD録音もオクタヴィアレコードよりポーランドの作品集をはじめ、ショパンのエチュード、マズルカ、ソナタ、ノクターン、バラード&即興曲、ワルツ、小林仁編曲オーケストラ付き作品集の室内楽版、また飯森範親指揮、山形交響楽団とピアノ協奏曲第2番をリリースするなど、ショパン全曲録音を展開中。これまでにレコード芸術誌において特選盤となるなど高く評価されている。

各地でレクチャーコンサートや公開レッスン、ショパンコンクール・イン・アジアをはじめとする様々なコンクールの審査員も行っている。現在、洗足学園大学音楽准教授。日本ショパン協会理事。

岡田 敦子 (東京音楽大学ピアノ科主任教授)

岡田敦子

東京芸術大学大学院博士課程(ピアノ専攻)修了。学術博士。第22回全日本学生音楽コンクール中学生の部西部地区第2位、第47回読売新聞社主催新人演奏会出演。京都市立芸術大学助教授、沖縄県立芸術大学非常勤講師、東京芸術大学非常勤講師を経て、現在、東京音楽大学ピアノ科主任教授。日本ピアノ教育連盟評議員、研究部部長。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会フェスティバル実行委員。伊達 純、原田吉雄、ウラジーミル・トロップの各氏に師事。演奏のみならず、評論や研究の分野でも活躍。校訂楽譜に「スクリャービン・ピアノ曲全集」(春秋社)、「新編世界音楽全集ーロシア・ピアノ曲集1、2」(音楽之友社)、著書に「瞬間は永遠のなかに一世紀末のピアニズム』(作品社)などがある。

小倉 郁子 (宇都宮短期大学非常勤講師)

小倉郁子宇都宮短期大学ピアノ科卒。同研究科修了。同短大及び附属高校非常勤講師。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、ステップ課題曲選定委員、コンペティション全国決勝大会審査員、指導者賞連続受賞。バスティン・メソード指導講師。数回の渡米においてバスティン女史に直接指導を受ける。PTNAクリスタルステーションin宇都宮代表。宇都宮バスティン研究会代表。日本バッハコンクールinUTSUNOMIYA実行委員会代表。「ピアノ教育は人づくり」をモットーにしたグループ音学代表。

小野里 栄子 (ピアノ教室 “ハルモニー”主宰)

小野里栄子

宇都宮大学 教育学部音楽科卒業。
県立高校音楽教諭、ヤマハシステム講師を経て「ピアノ教室 ハルモニー」を主宰。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
ピティナピアノコンペティション審査員、ステップアドバイザー。
音楽研究グループ「響」代表委員として、40年以上にわたり活動。
ピアノを貴島和子、谷 康子、石田修一他、
バロック音楽(鍵盤楽器 等)を上尾直毅に、アンサンブルレッスンを、
土田京子、伊藤耕司(チェリスト)等に師事。

尾花 和枝(当振興会理事)

尾花和枝宇都宮短期大学卒業。
川名雅美、川名 悟、皆川暁子、宮津まり子、宮津邦彦各氏に師事する。
エリザベート王妃国際音楽コンクールを視察、川名音楽院にて約35年間ピアノ指導法を学ぶ。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員
ピティナピアノステップアドバイザー、ピティナピアノコンペティション審査員
PTNA佐野ハーモニーステーション代表、ピティナ指導者賞5回受賞。
川名音楽院講師、尾花音楽教室室長、NPO法人くるみの会音楽振興会理事。

甲斐 エイ子(当振興会理事)

かい 宇都宮短期大学卒、同研究科2年修了。
NPO法人くるみの会音楽振興会理事・川名音楽院講師。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
ピティナピアノステップアドバイザー、ピティナピアノコンペティション審査員。
ピティナ指導者賞2回受賞。PTNA宇都宮さつきステーション代表。

勝 郁子 (東京芸術大学非常勤講師)

勝郁子先生スキャン6歳よりピアノを始め、松浦豊明、田村宏、堀江孝子、井上英子の各氏に学ぶ。立教女学院卒業後、東京芸術大学ピアノ科入学、在学中より室内楽、オーケストラとの協演等、数多くの演奏活動を行う。安宅賞受賞。東京芸術大学卒業後、同大学院入学。この間、ペルルミュテール、ハンゼン、シルデの各氏の指導のもと研鑽する。同大学院修了。1984年よりウィーンフィルコンサートマスターのライナー・キュッヒル氏の伴奏を務める。その他、声楽の原田茂生氏(バリトン)、斉田正子氏(ソプラノ)、錦織健氏(テノール)、兎束俊之氏(ヴィオラ)との協演等、ピアノデュオ、弦楽、歌曲、室内楽の分野でも活躍中。1990年には、大谷康子氏(ヴァイオリン)と共にヨーロッパ各地においてリサイタルを開き、好評を博す。また1999年、2000年のウィーンフィルウィーク イン ジャパンでのライナー・キュッヒル氏との協演でも絶賛を浴び、多くのファンからの支持を得ている。現在、東京芸術大学非常勤講師、元東京都立総合芸術高校講師。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。

金子 恵 (国立音楽大学准教授)

金子 恵

桐朋学園大学音楽学部卒業。リスト音楽院(ブダペスト)修了、サンタ・チェチリア音楽院(ローマ)ディプロマ取得。全日本学生音楽コンクール高校の部全国第1位、日本音楽コンクール第2位。ピティナピアノコンペティション特級銅賞、前田賞。ハンガリー・ヴァイナー国際室内楽コンクール1位なしの第2位入賞。ロベルト・カサドシュ国際ピアノコンクール第3位ショパン賞受賞。イタリア・パルマドーロ国際音楽コンクールで第1位受賞及び作曲家特別賞受賞。帰国後、各地でリサイタルを開く。現在、国立音楽大学准教授、桐朋学園大学非常勤講師、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。

川名 雅美 (宇都宮短期大学非常勤講師)

川名02

宇都宮短期大学卒業、同研究科2年修了。1985年より、ショパンコンクール、エリザベート国際コンクール、チャイコフスキー国際コンクール等々を視察し世界のコンクールを研究する。バンクーバーアカデミーオブミュージック主任教授リー・カムシン氏には約30年間、また、松崎伶子氏には約25年間ピアノ指導法について学ぶ。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員、PTNA宇都宮ステーション代表、ピティナ指導者賞35回受賞。川名音楽院副院長、NPO法人くるみの会音楽振興会副理事長。現在、宇都宮短期大学音楽科非常勤講師。

菊地 裕介 (名古屋音楽大学客員准教授)

菊地裕介1977年東京生まれ。1994年日本音楽コンクールで第2位。高校卒業と同時に渡仏し、パリ国立高等音楽院に入学。ローム・ミュージックファンデーションより助成を受け、高等課程を経てピアノ研究科を修了したほか、5つの一等賞を得てピアノの他に歌曲伴奏、作曲書法の高等課程を修了。2003年からはハノーファー音楽大学ソロクラスでさらに研鑽を積む。文化庁芸術家在外研修制度の助成を受け、2009年ドイツ国家演奏家資格を取得。
皆川紀子、加藤伸佳、ジャック・ルヴィエ、アリエ・ヴァルディの各氏に師事、マリア・カナルス、ポルト、プーランクコンクール優勝、またジュネーブ、ベートーヴェンなど、数多くの国際コンクールに入賞する。
2007年に東京芸術大学の講師に招かれ帰国後、「菊地裕介メシアン生誕100年プロジェクト・幼子イエスに注ぐ20のまなざし、アーメンの幻影全曲演奏」「横浜市招待国際ピアノ演奏会」「毎日ゾリステン」「東京オペラシティB→C」など精力的な活動を展開。2枚目のCDアルバム「B-A-C-H」(DENON)に収録された、バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、ピアノ独奏版」は、ブゾーニ編の「シャコンヌ」に加えた独自の編曲により全曲を完成させたもので、全音楽譜出版社より自身の解説と校訂により出版された。また2010年にはオクタヴィア・レコード(TRITON)よりオール・シューマン・プログラムによる5枚目のアルバム「ダヴィッド同盟舞曲集」を発売し、収録曲の校訂譜も出版している。同年ベートーヴェンピアノソナタ全32曲録音を開始し、約2年間をかけて完結。また11年6月には2日間で全32曲を完奏するコンサートを名古屋にて成し遂げた。フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、チェコ、ポーランドといった欧州の多くの国々でリサイタルを開催、また多くのオーケストラと共演を重ねている。国内では東京交響楽団、東京都交響楽団、東フィル、東京シティフィル、仙台フィル、大阪シンフォニカーなどと共演。室内楽では清水和音、永野英樹とのピアノデュオやオーボエの巨匠モーリス・ブルグ、若手ではフルートの瀬尾和紀との共演など、いずれも好評を博している。2013年10月公益財団法人東京オペラシティ文化財団主催の没後50周年記念フランシス・プーランクの夕べに出演しこの公演が平成25年度文化庁芸術祭音楽部門優秀賞を受賞。2015年5月にラヴェル・ピアノソロ作品全曲を収録したCDをリリース。現在、東京音楽大学専任講師及び名古屋音楽大学客員准教授として後進の指導にあたる。

小久保 素子 (宇都宮短期大学非常勤講師)

小久保素子

都立駒場高校音楽科及び、国立音楽大学卒業後フランス留学。パリ・エコール・ノルマル音楽院奨学金を得て演奏家クラス卒業。同音楽院演奏家資格を獲得。帰国後、栃木、千葉、東京等でリサイタル他、室内楽、歌曲伴奏等で演奏活動。田辺緑、谷康子、中村ハマ、J.ジャンティ、M.エッガー、B.リグット、井上二葉の各氏に師事。
日本フォーレ協会、小山音楽家協会各会員、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員、PTNAピアノコンペティション、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA、日本クラシック音楽コンクール、東関東学生ピアノコンクール、栃木県ピアノコンクール等審査員。現在、宇都宮短期大学、同附属高校音楽科非常勤講師。

小山 和彦 (宮城学院女子大学教授)

小山和彦先生

国立音楽大学作曲学科卒業時に有馬賞受賞、東京芸術大学大学院修士課程 修了。第56、57回日本音楽コンクール作曲部門でそれぞれ入選(室内楽作品)と第2位(管弦楽作品)。1997年第4回ピアノデュオ作品による国際作曲コンクール連弾部門第1位入賞。1998年第9回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門入選。2000年度ピテイナ・ピアノコンペテイション課題曲作曲賞。現在、宮城学院女子大学教授。国立音楽大学非常勤講師。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会各会員。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員。

佐藤 昌代 (宇都宮短期大学非常勤講師)

佐藤昌代

1995年:栃木県支部足利連絡所開設・参画
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会 正会員となる
1996年:栃木県連合発足・役員に就任
元宇都宮短期大学副学長・社団法人全日本ピアノ指導者協会理事 田渕進氏のもとPTNA宇都宮支部の地区予選、本選、ピティナ・ピアノコンサート等に数多く協力。以後、足利連絡所、宇都宮支部の地区予選、本選、ピティナ・ピアノコンサート等に数多く協力
2000年よりピティナ・ピアノコンペティション審査員として審査活動をさせて頂く。
これまでに多数の生徒をコンペティションに参加・予選合格者を輩出している。宇都宮短期大学・同附属高校において後進の指導にあたる。
また、地元・各地域において演奏活動をおこなう。
PTNAとちぎ蔵の街ステーション代表、ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会審査員、ピティナ・ピアノステップアドバイザー、指導者賞7回、2014年度 特別指導者賞受賞。

佐野 隆哉 (東京芸術大学非常勤講師)

佐野隆哉fダイナミックにして繊細。天性のイマジネーションから織りなす「色彩感」と「叙情性」に満ちた”実力派”ピアニスト。

1980年東京生まれ。
都立芸術高校、東京芸術大学を経て、同大学院修士課程を修了。

2005年に渡仏後、パリのスコラ・カントルム高等課程を最優秀で修了。その後、日本人男性として初めてパリ国立高等音楽院「第三課程研究科」(博士課程)からの入学を許可され、2008年に修了。在学中より、日本音楽コンクール第2位入賞(03年)を始め、世界各地の「国際ピアノコンクール」で多数入賞。ホセ・ロカ国際第2位(スペイン・08年)。ロン=ティボー国際第5位及び聴衆賞、特別賞(仏・09年)。ショパン国際ディプロマ(ポーランド・10年)等を受賞。

これまでに、フランス国立管弦楽団、パリ国立高等音楽院オーケストラ、東京交響楽団、大阪フィル等と共演。国内はもとより、フランス、ヨーロッパ各地でリサイタルを開催し、好評を得ている。

「室内楽」の分野においても、パリ国立高等音楽院室内楽科を審査員満場一致の最優秀で卒業。日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門[共演者賞](03年)、国際サキソフォーンコンクール名誉ディプロマ(ポーランド・09年)を受賞するなど、国内外の幅広いジャンルのアーティストから厚い信頼を得ており、ソロ活動に留まらず多方面で活躍している。
2010年冬に帰国。現在、演奏活動の傍ら、東京芸術大学、国立音楽大学、都立総合芸術高校にて非常勤講師も勤めている。

平成16年度青梅市芸術文化奨励賞受賞。

2013年ファーストCD「DANZA」(LPDCD−010)をリリース

島田 彩乃 (上野学園大学講師)

島田彩乃

3歳よりピアノを始める。全日本学生音楽コンクール小学校の部第2位入賞。1997年桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業。同年、ヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール最年少第5位入賞。パリ国立高等音楽院首席入学。在学中、ジャン・フランセ国際音楽コンクール第1位をはじめ、シドニー国際ピアノコンクール等数々の国際コンクール入賞。同音楽院研究課程修了、パリ・エコール・ノルマル音楽院にて最高課程演奏家ディプロマ取得。2006年ファーストCD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル」をリリース、デュティユー氏本人から賛辞が贈られたほか、発売記念リサイタルとともに各誌にて非常に高い評価を得る。2008年より文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽演劇大学にて研鍛を積む。パリ在住時より、パリ・サル・コルトー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿等々内外にて演奏活動を行い、ヨーロッパ各国および南アフリカ、チュニジアのフェスティバルにもたびたび招かれる。2010年横浜市招待国際ピアノ演奏会に出演。またシドニー交響楽団、ヨハネスブルグ管弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団(2013年3月)等オーケストラとの共演、NHK-FM「名曲リサイタル』等TV・ラジオ出演など、多岐に亘った活動を展開している。2011年帰国。帰国記念リサイタルを津田ホールにて開催、各誌にて非常に高く評価される。ソロのみならず室内楽にも取り組み、精力的な演奏活動を行うと同時に、上野学園大学講師、コンクール審査なども務める。帰国後も欧州のフェスティバルにたびたび招かれ、コンサート出演、またマスタークラス講師としてレッスンも行うなど、海外での活動も継続して行っている。これまで、故福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルト・ファウツの各氏に師事。

清水 将仁(洗足学園音楽大学准教授)

shimizusensei東京藝術大学を首席で卒業。在学中に安宅賞を受賞。また、藝大定期にて藝大オーケストラと共演。東京藝術大学大学院を首席で修了。クロイツァー賞を受賞。アムステルダム・スウェーリンク音楽院(オランダ)を卒業。国家演奏家資格を取得。帰国後、東京文化会館、済みだトリフォニーホール、王子ホール済みだ等にてリサイタルを開催、好評を博す。数々のソロリサイタルの他、オーケストラとの共演、室内楽、伴奏、レコーディング等、幅広く演奏活動を行なっている。また、コンクールの審査、各地での講習、レッスン等、後進の指導にも積極的にあたっている。これまで、新谷規子、野口明子、故H.C.ステファンスカ、田辺緑、W.ブロンズの各氏に師事。日本演奏連盟会員。クロイツァー記念会会員。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。現在、洗足学園音楽大学准教授。

助川 陽子 (元仁愛女子短期大学教授)

助川陽子青山学院大学英米文学部卒。大学在学中にピアノを種田直之氏に師事。秀逸な奏法および指導法を学び音楽に専念、1977年より全日本学生音楽コンクールに門下生から優勝・入賞者をほぼ毎年出し、(元)福井県仁愛女子短大ピアノ科教授。その後は国内外(日本音楽・マリアカナルス・ショパン他)のコンクールに入賞者を出す。88年からはノンフィクション作家として著作を開始。89年には小学館刊「ゴンベッサよ永遠に」(筆名 末広陽子)がその年の青少年読書感想文コンクールの課題図書に選出される。現在はピアノ教育のかたわら地球の生物環境問題に取り組み活動を進めている。

菅生 晴美 (洗足学園音楽大学講師)

菅生晴美都立駒場高校音楽科、東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業。
同大学院声楽研究室にて中山悌一、原田茂生、両氏の助手を務める。
オーケストラとの協演、各地の音楽祭や海外のコンクールに伴奏ピアニストとして参加。
NHK-FM放送に出演の他、数々のアーティストとの共演、CD録音など、多数行なっている。
また、ピアノデュオ、ドゥーフルールを結成し各地で演奏活動を行なっている
ピアノを浅賀由理子、藤田雄三、レオニード・コハンスキー、大和哲朗、中山靖子、各氏に師事。
伴奏法を岡部昌、大場俊一、各氏に師事。
現在、洗足学園音楽大学において後進の指導に務めているほか、ピティナ、神奈川音楽コンクール、茨城県民芸術祭などの審査にあたっている。

鈴木 美樹子 (修紅短期大学教授)

鈴木美樹子宇都宮短期大学音楽科卒業。一関バッハ研究会代表、(公財)日本ピアノ教育連盟会員、(社)日本演奏連盟会員、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、全国大学音楽教育学会会員、日本保育学会会員、日本音楽教育学会会員、日本音楽療法学会会員、赤ちゃん学会、国際幼児教育学会、こども環境学会、絵本学会、日本ダルクローズ音楽教育学会他、岩手県宮城県のピアノ指導者団体主催の公開レッスン、公開講座に招かれ演奏の指導、栃木県ピアノコンクール審査員他、各種ピアノコンクール、東北大会、全国大会の審査員を努めている。昭和55年より日本国際音楽コンクール、海外ではエリザベート(ベルギー)、チャイコフスキー(ロシア)、ショパン(ポーランド)の世界三大ピアノコンクールなどの研修に出かけ、海外の音楽家との親交を深めている。今年で42回目の国際ピアノコンクール研修となるが、常に海外で吸収したことを地方文化向上のために役立てたいと思っている。
一関バッハフェスティバル、修紅短大ファンタジックコンサートなどの企画、構成に年10回以上携わり、地方からの個性的な音楽作りを心がけている。海外の音楽家を直接一関に招き、公開レッスンや公開講座を企画し、子ども達が異文化にふれる機会を作っている。

須永 多惠子 (足利短期大学講師)

須永多恵子 写真足利市在住。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
ピアノを直井文子、権藤譲子各氏、室内楽、デュオピアノを末吉保雄氏、伴奏法を大島正泰氏に師事。
ケンデル・テイラー氏の公開レッスンに出演し、それを期に来日時にレッスンを受ける。栃木県芸術祭中学部門金賞。在学中から、演奏会出演や声楽やヴァイオリン伴奏なども務める。卒業後は、デュオリサイタルを定期的に行う他、那須野が原フィルハーモニーと共演する。
最近は、後進の指導に力を入れ、東京芸術大学、桐朋学園大学、東京音楽大学、国立音楽大学、お茶の水女子大学他、多数の大学に生徒を輩出している。また、17年間にわたり有名ピアニスト、音楽大学教授を自宅にお招きして勉強会や公開レッスンを継続している。幅広い年齢層を指導し、学生コンクール、オーディション、国内における国際コンクール等、受賞、入賞に導いている。さらに、ソロリサイタルや東京各地の演奏会、足利市民交響楽団との共演、NHK交響楽団との室内楽演奏会などに出演する生徒を多く輩出している。
白鷗大学足利高等学校音楽科、桐朋学園大学子供のための音楽教室宇都宮教室講師を経て、現在、足利短期大学こども学科非常勤講師。

高澤 ひろみ (東京学芸大学名誉教授)

高澤ひろみ2

東京芸術大学附属高等学校を経て、同大学器楽科を卒業。徳万良子、佐藤博子、井口愛子、田村宏、ヴァレリア・セルヴァンスキーの各氏に師事。1982年、石橋メモリアルホールにてデビューリサイタルを開催後、草月、津田、浜離宮、オペラシティー、紀尾井などの各ホールにて、室内楽、ソロ、コンツェルトと活発な活動をしている。96年、ピアニスト椎野伸一氏とグラン・デュオを結成しコンサート年間ベスト10に選ばれるなど好評を得ている。現在、東京学芸大学名誉教授。

津田 真理 (ピアニスト)

津田真理

東京生まれ。桐朋女子高校・桐朋学園大学で学ぶ。その間、故三浦浩、三浦捷子、林秀光各氏に師事し、全日本学生音楽コンクール第一位となる。同大学一年在学中にオーストリア政府の奨学金を受け、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽院に留学、ハンス・ライグラフ氏に師事。1983年の第34回ヴィオッティ国際コンクール(イタリア)にて満場一致の第一位、及び特賞を獲得。その後ヨーロッパ各地でリサイタルを行い、数々の音楽祭に招かれた。1986年ボルドー音楽祭(フランス)で金メダルを受賞、同年モーツァルテウム音楽院を最優秀で卒業。その後、フランス・パリのエコール・ノルマル音楽院にてジェルメーヌ・ムニエ氏に師事して研鑚を重ね、1989年帰国。
以来、リサイタルでの活躍や、オーケストラとの共演を重ねる。共演した国内オーケストラとしては、読売日響、東京都響、新日本フィル、東フィル、東響、日本フィル、関西フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢、九州響など、海外オーケストラではウィーン室内管、ドレスデン・フィル、ポーランド室内管などがある。近年は、聴衆との対話を大切にしたコンサートにも力を入れており、解説をまじえたサロンコンサートを数多く行っている。CD録音なども幅広く活躍。2002年「ショパン:24の前奏曲」に続き、2004年「ロシア作品集」をライヴノーツよりリリースし、レコード芸術誌で叙情性と豊かな詩情が高く評価されて準特選盤に選ばれるなど音楽各誌で注目された。

鶴田 留美子 (元聖徳大学教授)

鶴田留美子2015.6.8

山梨県に生まれる。武蔵野音楽大学卒業後、1979年~1982年ポーランド・ショパンアカデミー大学院に、ポーランド政府給費留学生として留学。その間ポーランド各地でリサイタル。1980年イタリア・ヴィオッティ国際コンクールでディプロマ受賞。帰国後、東京を中心に各地でリサイタル。新日フィル、東響とも協演。1990年以降は、毎年東京でリサイタルを開催。この間、ポーランドショパン協会の招きによりショパンの生家、ブスコ音楽祭他各地でリサイタル。
これまでに小川富美子、徳川愛子、バルバラ・ヘッセ=ブコフスカの各氏に師事。
栃木県ピアノコンクール、ショパンコンクール in  Asia、日本ピアノ教育連盟等のコンクール審査員を歴任。
演奏団体「ムジカ・コミュニタス」を主宰。元聖徳大学教授。

中里 裕見子(Nakazato Music Studio主宰)

中里裕見子宇都宮短期大学音楽科卒業。同研究科修了。
現在、カワイ音楽教室講師。バレエ稽古ピアニスト。
Nakazato Music Studio主宰。

中野 孝紀 (東京学芸大学教授)

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東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て、1990年同大学院ピアノ科修了。在学中安宅賞を受賞。その後ベルリン芸術大学にてさらに研鑽を積み、1994年同大学を最優秀で卒業。その間ベルリンを中心に各地でソロ、室内楽演奏会に数多く出演した。1994年東京にてデビューリサイタル、NHK・FM放送の「土曜リサイタル」に出演。以降、定期的に開催されているソロ・リサイタルでは、毎回期待を裏切らない充実した演奏で各方面より高い支持を得ている。2015年に行われた演奏活動20周年記念リサイタルでは、音楽に対する真摯な姿勢が音楽誌上において高く評価され、名演と称賛された。他にソリストとしてオーケストラとの共演も多く、室内楽、歌曲伴奏者としても幅広く活躍しており、共演者からの信頼も厚い。これまでピアノを辛島輝治、笠間春子、園田高弘、エーリッヒ・アンドレアスの各氏に、室内楽をマリアンヌ・ベッチャー、イラン・グローニッヒ、マンフレッド・シェルツァーの各氏に師事。現在、東京学芸大学教授。(一社)全日本ピアノ指導者協会正会員。

仲道 祐子 (大阪芸術大学演奏学科教授)

仲道心に染み入る情感豊かな音楽性と暖かい音色を持ち味とし、聴衆に愛されるピアニスト。
桐朋女子高等学校音楽科を卒業後渡独、クラウス・シルデ氏に師事。ミュンヘン国立音楽大学、同大学院ピアノ科及び室内楽科を卒業。ドイツを拠点にソロ活動を行う。
海外で数々の国際コンクール入賞後、日本での本格的ソロ活動を始め、現在はリサイタルの他、オーケストラとの共演や室内楽をはじめ、朗読とのコラボレーションなど多彩な活動を精力的に行なっている。大阪芸術大学演奏学科教授。

長岡 昌子 (宇都宮短期大学非常勤講師)

長岡昌子 桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。
三浦浩、三浦捷子各氏に師事。ウィーン国立音大でアレキサンダー・イェンナ氏に師事。1975年より、東京を中心に各地で演奏活動。調布グリーンホールに於いて古谷誠一指揮、立川管弦楽団とベートーヴェンピアノ協奏曲第4番を演奏して好評を得る。2000年、足利赤十字病院のチャリティーコンサートを機に病院や施設、公的スペースでの演奏に力を注いでいる。2013年、”アンサンブル・マーノ”を結成しフルートとの共演で演奏の場を広げている。宇都宮短期大学非常勤講師。

西川 美知子 (元東京芸術大学講師)

西川美知子

東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業。卒業後オーストリア政府給費留学生試験に合格、ウィーン国立音楽大学に入学。ブルーノ・ザィドゥルホーファー教授に師事。最優秀賞を得て卒業。帰国後ソロ、室内楽などの演奏活動と共に各種コンクールの審査委員を務める等、指導にも積極的に取り組んでいる。(元)東京芸術大学、愛知県立芸術大学講師。

沼尾 美和子 (チェンバリスト)

沼尾美和子(ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード、オルガン奏者)
ウィーン音楽院ピアノ科並びにチェンバロ科卒業。演奏家ディプロム取得。
ウィ―ンアカデミーにて「ハウアーの12音」をソコロスキ教授に師事。
モーツァルテウムにて古楽奏法を指揮者アーノンクールに師事。ORF(オーストリア国営放送)にて録音や、スティリアの秋音楽祭ではグラーツ交響楽団と共にソリスト出演。
帰国後、東京ゾリステンに所属し、国内やヨーロッパの公演(世界遺産のバルセロナ音楽堂など)にて出演。また東京バロックゾリステン合唱団の伴奏者として演奏会にも出演。長野SBC放送アンサンブルによる10回にも及ぶ『メサイア』公演のチェンバロ奏者を務める。バッハの2,3,4台のチェンバロのための作品演奏を企画し、東京や宇都宮にて演奏会を行う。とちぎ古楽協会音楽監督。NHK主催「1880年代の復元ピアノコンサート」にソリスト出演。
現在、弦楽合奏団『エテルニータ』通奏低音奏者。また『アンサンブルGEN宇都宮』の指揮者として指導に携わる。音楽愛好家との交流による『森林のふれあいコンサート』を毎秋に企画している。
CD:『CARILLON』1994 Wien

萩谷 由喜子 (音楽評論家)

萩谷由喜子幼少から日本舞踊、邦楽とピアノを学び、立教大学卒業後音楽教室を主宰する傍ら音楽評論を故志鳥栄八郎に師事。専門研究分野は、女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。1990年代から音楽誌、新聞に演奏会評、CD評、演奏家論、楽曲分析等を執筆。現在、『音楽の友』『モストリークラシック』『産経新聞』等のコンサート批評を担当するほか各紙誌に批評、コラム等執筆。ラジオ、テレビに随時出演。全国各地でクラシック音楽講座を開講している。おもな著書に、女性と音楽をテーマとする『五線譜の薔薇』『音楽史を彩る女性たち』、女性音楽家の評伝『幸田姉妹~洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸』『田中希代子~夜明けのピアニスト』『諏訪根自子~美貌のヴァイオリニストその劇的生涯』、ショパン生誕200年記念伝記『ショパンをめぐる女性たち』、愛好家のためのポケット教養ブック『クラシックの作曲家たち』『クラシックのピアニストたち』など。2013年9月、宮澤賢治没後80年記念として賢治が実際に耳にしたSP音源からの初復刻8曲を含む16曲のCDを添付した研究書『宮澤賢治の聴いたクラシック』を小学館より出版。各方面に反響を呼んでいる。中央区民カレッジ講師。

蓮実 マス子 (ピティナ矢板八汐ステーション代表)

蓮実マス子宇都宮大学卒。
PTNA(ピティナ)矢板八汐ステーション代表
ピティナ・ピアノステップアドバイザー、ピティナ・ピアノコンペティション審査員
ピティナ指導者賞受賞
TPC(栃木県ピアノコンクール)指導者賞受賞

原 佳大 (聖徳大学大学院音楽学部教授)

原佳大東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業。ウィーン国立音楽大学大学院演奏学科修了、オーストリア演奏家国家試験合格。EU、国内各地で18のオーケストラとの共演、リサイタル等、演奏会は250回をこえる。モーツァルトの全ピアノ・ソロ作品を演奏した(日本人初)日本を代表するピアニストの1人。現在、聖徳大学演奏学科ピアノ主任教授。ウィーン国立音楽大学夏期マスタークラス客員教授。PTNA松戸アントレッタステーション代表。

増井 信貴 (京都市立芸術大学教授)

増井信貴桐朋学園大学指揮科卒業、同研究科修了。岡部守弘、斎藤秀雄、小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、F.フェラーラ、L.バーンスタインに師事。1978年タングルウッド音楽祭にスカラシップコンダクターとして参加。1982年パリ・オペラ座でオペラ上演に関わりつつ研鑚を積む。また1989年文化庁派遣在外研修員としてバイエルン国立歌劇場に留学し、ウォルフガング・サヴァリッシュ氏の助手として数多くのオペラ上演に参加した。
1989年群馬交響楽団の指揮者に就任。1991年ウィーン木管アンサンブルと共演し、その様子はウィーンフィル創立150周年記念ドキュメンタリー番組「ウィーンはいつまでもかわらない」にとりあげられ全世界で放送された。
1997年11月、ロストロポーヴィチ指揮新日本フィル定期演奏会で、ブリテン「戦争レクイエム」の小オーケストラの指揮を務めた。また、1998年冬季長野オリンピック開会式での「第九」演奏においては、合唱とオーケストラをまとめる指揮者のひとりとして演奏に携わった。
得意とするオペラではこれまでにドニゼッティ「イル・カンパネルロ」の日本初演などを指揮。また、NHKテレビへの出演やサイトウ・キネン・オーケストラのヨーロッパ公演に副指揮者として参加するなど、シンフォニー、オペラの両面で精力的な活動を続けている。
現在、京都市立芸術大学教授、洗足学園音楽大学客員教授。

松岡 淳 (昭和音楽大学及び大学院、同短大講師)

松岡淳

東京芸術大学器楽科卒業、同大学院修了。大学院在学中に93年よりハンガリー国立リスト音楽院にローム・ミュージック・ファンデーション奨学生として留学。92年にマリア・カナルス国際音楽コンクールにて受賞した他、99年には邦人として初めてブラームス国際音楽コンクールにて優勝。これをきっかけに国際的な活動を始め、2003年3月、ウクライナ・キエフでの国際現代音楽祭に招待され、ウクライナ国立室内管弦楽団《キエフ・ソロイスツ》と共演。大成功を収めてその後、定期的にキエフに招かれると共に、04年には、隣国モルドヴァ・キシニョフにてモルドヴァ国立響と共演した。国内では、仙台フィル、名古屋フィル、新日本フィル、ポーランド国立放送響と共演。また、ミクローシュ・ペレーニ(Vc.)、ジョセフ・リン(Vn.)、カテリーナ・ショット(Vn.)、アヴリ・レビトン(Va)との共演はいずれも高い評価を受け、特に05年のジョセフ・リンとのリサイタルは、NHK・BSにて放映され話題を集めた。現在、ソロのほか、室内楽や伴奏などの分野でも各地にて演奏を重ねている。これまでに、故・毛藤美代、渡辺健二、角野 裕、I.ラントシュ、F.ラドシュ、C.キラーイ、D.シャーンドルに師事。昭和音楽大学及び大学院、同短大、昭和ピアノアートアカデミー講師。

ノエル・マックロピー (韓国 同徳女子大学音楽学部准教授)

ノエルカナダ・ウィニペグ生まれ。プリティッシュ・コロンビア大学、バンクーバー音楽院にてリー・カムシン教授に師事し、学士号、アーティストディプロマを取得。ニューイングランド音楽院にてパトリシア・ゼンダー教授に就き修士号を取得。ミシガン大学にてアーサー・グリーン教授、マーティン・キャッツ教授に就き、博士号を取得。在学中、ピアノ演奏法、ピアノ教授法、アンサンブル法を研鑽し、音楽講師のための国際学会の場でスピーチと演奏を研究発表。ウィニペグ交響楽団、ウェスト・コースト管弦楽団、ブルガリア室内管弦楽団などのオーケストラと共演。また多数の国際音楽コンクールで入賞。2009年よりソウル在住。3度のソロリサイタル、ソウル・ピアノデュオ協会、アジア作曲家連盟に招かれレクチャーリサイタル、全州管弦楽団との共演、KBSテレビ「クラシックオデッセイ」にてゲスト出演など、幅広く活躍している。現在、韓国 同徳女子大学音楽学部准教授。

松本 明 (日本大芸術学部講師)

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1959年大阪府に生まれる。東 貞一、東 照子、片岡みどり、南部明子、石川哲郎、光岡愛子各氏に師事したのち、東京芸術大学、同大学院にて松浦豊明、堀江 孝子各氏に師事。作曲家リストについて研究し修士号を取得。その後、ゲオルグ・ヴァシャへーリ氏に師事し研鎖を積む。1989年スウェーデン・ストックホルムにおいて国際ピアノシンポジウムのコンサートに出演の他、東京文化会館小ホールでの定期的なリサイタル等内外での演奏会多数。NHKー FM「土曜リサイタル」にも出演。また「ムジカノーヴア」「レッスンの友」誌に執筆も行っている。現在、日本大学芸術部音楽学科、川村学園女子大学教育学部、東京都立総合芸術高等学校各講師として後進の指導にあたっている。(財)日本ピアノ教育連盟会員。(一社)全日本ピアノ指導者協会正会員。教育連盟オーディション・ピテイナピアノコンペテイション等で審査員を務める。

宮津 邦彦 (元武蔵野音楽大学助教授)

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1966年、武蔵野音楽大学大学院修了。ウィーン・アカデミーに留学。中島征矢子、L.Kohanski、G.Vasarherli、V.Perlemuter等に師事。
1975年、第一回リサイタル
1976年、NHK「夕べのリサイタル」
1964年~1966年宇都宮短期大学附厲高等学校音楽科講師。
1966年から武蔵野音楽大学講師を経て、武蔵野音楽大学助教授を歴任。演奏団体「占春会」を主宰。
第1回栃木県ピアノコンクール審査員長。

谷田部 弘子 (ミュズィクフォレスティエル主宰)

谷田部弘子栃木県芸術祭 ピアノ部門 高校生の部 優秀賞受賞。
中央音楽学園卒業。リトミック研究センター特別コース終了。
カワイ音楽教室講師として10年間勤務。コースリーダーとしてセミナー担当、新人講師の指導にあたる。その間、講師リサイタル及びジョイントコンサートに出演。現在は、バロック音楽研究会に所属、バロックリコーダーを本村睦幸氏、ピアノとチェンバロを上尾直毅氏、バロックダンスを簗木純夫、浜中康子氏に師事。ピティナをはじめ各コンクール審査員。ピティナ指導者賞22回受賞。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。YSK音楽研究会代表、こどもミュージカル『ひなたぼっこ』、ミュズィックフォレスティエル(音楽の森)主宰。

横山 朋子 (T.MUSIC STUDIO主宰)

横山朋子宇都宮短期大学音楽科卒業 同大学研究科修了。皆川暁子氏、田淵進氏に師事。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員、ピティナステップアドバイザー、ピティナピアノコンペティション審査員。
ピティナピアノ指導者賞連続16回受賞。2010年には特別指導者賞受賞。
T.MUSIC STUDIO 主宰

ヴィクトル・リャードフ (ロシア マイモニード総合大学講師)

ヴィクトル・リャードフ

1966年、ロシアのエンゲルスに生まれる。当地でニーナ・トルカチェヴァ教授に就いてピアノを学び、地方都市でのナショナル・コンクールで入賞を重ねる。1979年、モスクワのチャイコフスキー音楽院付属中央音楽学校への入学を推挙され、ウラジーミル・ブーニン教授に師事する。同校を首席で卒業した後、1984年に同音楽院に進学し、タチアナ・ニコライエワ教授のもとで5年間学びさらに3年間の修士課程を終えて、同教授の亡くなる1993年11月まで音楽院で同教授のアシスタントを務めた。このニコライエワ教授から受けた薫陶が、リャードフの将来を決定付けたと言っても過言ではない。彼は音楽院在学中よりシューマン国際音楽コンクール(ドイツ:1989年)、パロマ・オセア国際音楽コンクール(スペイン:1990年)、ソニア王妃国際音楽コンクール(ノルウェー:1992年)など数々の国際音楽コンクールで入賞し、その名を次第に知られるようになった。彼の名が一躍国際的にクローズアップされたのは、1994年11月に開催された第2回浜松国際ピアノコンクールに於ける第1位優勝の快挙である。予選、本選を通じて聴衆と審査員の圧倒的な支持を受け、ロシア・ピアノ界の龍児として世界の檜舞台への登竜門を大きく開いたのである。さらに1995年、エリザベート王妃国際ピアノコンクール(ベルギー)でも入賞を果たしている。現在は、世界各地でのリサイタルや著名なオーケストラとの共演、CDの録音など国際的に幅広く活躍している。

和田 仁 (聖德大学兼任講師)

和田仁北九州市出身。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学卒業。
ドイツ国立デトモルト音楽大学に留学、その後スイス・チューリッヒ芸術大学卒業。
1982年、西日本音楽協会賞を受賞。
これまでにピアノを福本啓子、井口秋子、F.W.シュヌーア、H.フランセシュの各氏に、指揮を上杉隆治氏に師事。
現在、ソロ、室内楽で演奏活動を行うとともに、聖徳大学、附属女子高等学校、附属取手聖徳女子高等学校兼任講師及び桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室講師を務める。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。

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